鳥取大学との共同研究について  〜その1〜
昨春より鳥取県の2年間に亘る助成も受けての、大学との共同研究

題して

「プレス加工の流体力学的考察」

も初年度終了を迎え、また更なる歩みを続けます。

大学時代の気分に戻って、キャンパスに通い、打合せをしたり実験現場に立合ったり

日頃の業務では得られない刺激的な場面が多々有りました。

今冬の某日行われた鳥大生Fさんの卒論発表会に臨んだ際には

実験成果として結実した初年度成果を拝聴しながら

時の流れの早さを痛感すると同時に

自分自身がちょっと卒論当事にタイムスリップして

ノスタルジックになってみたり。。。

 実験型を駆使しての、型設計に大きく寄与するだけのデータ化は

まだまだ遠い先ながら

「当たり前の事象」を「当たり前」と思わず

何でも一度はとにかく面白がってみる

そしてその先に存するであろう

まだ誰も踏み込んでいない無限の知的フィールドへ飛び出してみる冒険心


忙殺される日々の中でどこか忘れたくない・・・今日この頃です。




ミーティング風景1



ミーティング風景2




トライ風景




鳥大生へ感謝状
| - | 16:56 | - | - |pookmark
「絞り」にしぼったブログ
前々回、プレス加工について大まかに書いていきました。

(読んでない方は、そのときのブログを読んでくれたまえ!!!)

我が「安田精工」では、その中でも



絞り 加工


に自信をもって、やっちゃっています。

以前にもお話したように、絞り加工というのは

1枚のプレートから、3次元の形状に加工していくもの。




(クドイようだが、前々回のブログを読んでくれたまえ!えっへん!!)












(ちなみに、僕の顔もクドイです。)














どんなものがあるかって??



(聞いてなかったら、すんまそ)



日常に絞られちゃってるものはたくさんありますが、

簡単な例を挙げると、

洗濯機のドラム部分も絞り加工でできています。

絞り加工というのは、見た感じより



と―――――――――――――





―――――――――――――――――



ふう〜っ、




―――――――――――――――――






―――――――――――――っても


難しいのです。










(顔と同じくクドクてすみません)









この加工は、ちょっとした誤差で

製品にシワがよったり、ましてや破れてしまうこともしばしば…

苦労が絶えない加工法なのであります。

しかし、そこは金型一筋40年!

絞り加工でしたら、

経験と実績のある「安田精工」におまかせを。

ちなみに、現在の洗濯機の原点ともいわれている某S社の洗濯機の「2号型」は

当社の前身の会社が、金型作りの開発に絡んでいたみたいです。
| - | 14:23 | - | - |pookmark