夏が終わり秋の涼しさを感じる季節となりましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
久々の投稿になってしまいました(^^;)
未だ終息のめどが立たない新型コロナウイルスですが・・・
9/27(火)産業医のO先生による「新型コロナ現況及び感染予防」セミナーが
ありました。
医療の最前線でご活躍されている先生ならではの実践的で具体的なお話でしたので、
項目ごとにお伝えさせていただきます。
●新型コロナ最新情報
・今夏流行した第7波が落ち着き、患者数は減っているが以前と比べると高止まり
・オミクロン株対応2価ワクチン接種開始
4回目接種対象者(60歳以上の方、基礎疾患を有する方等)から優先
現在は3回目接種後5ヶ月以上の間隔をあける必要がありますが、
予定では11月頃から3ヶ月経過で接種可能になるそうです。
・2価ワクチンにはBA1対応型、BA4/5対応型の2種類がありますが、
どちらも感染予防、重症化予防の効果に大きな差はないそうです。
・2価ワクチンを接種するには、1〜3回目は従来型ワクチンの接種が必要です。
従来型ワクチンは医療機関では扱っておらず、集団接種で打つことができます。
●自己免疫力の向上について
◎十分な睡眠
精神的・肉体的疲労が溜まると、免疫力低下につながります。
疲労を回復させるためには睡眠を十分に取ることが必要不可欠で、
睡眠中に免疫細胞を作って体内に送るため、睡眠はとても重要です。
◎栄養バランスの良い食事
免疫力を低下させないためには栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
とくにタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル、なかでも亜鉛が不足すると
細胞の機能が下がるため、サプリでなくても肉・魚に多く含まれているので
積極的に摂るとよいです。
◎適度な緊張感
ぽやんと過ごしていると免疫も怠けて風邪をひきやすくなります。
ある程度、健全な緊張感を持った生活を送りましょう。
●インフルエンザとの同時流行について
日本でどれくらい流行するか正直未知数ですが、世界の状況を見てみると、
オーストラリアで急増しています。日本でも海外からの帰国者を起因とし、
都会では発生しており、鳥取にもいずれはやってきます。
流行の具合は、マスクの着用状況や会食の頻度で変わってきます。
●後遺症について
デルタ株のときは、倦怠感、味覚・嗅覚障害が多くみられました。
オミクロン株は、匂いが一瞬わからない、だるい、せきが残るといった症状で、
匂いは1〜2週間で戻り、倦怠感・せきは1ヶ月ほどで落ち着きます。
季節の変わり目で肌寒い日が多くなりますが、体調管理には十分気をつけて
元気に過ごしていきましょう(^^♪
それでは、また次回。